ingredient dictionary
成分辞典
ABC
1,2-ヘキサンジオール
水溶性の保湿成分です。保湿効果以外にも製品の保存性を高める効果にも優れているので、特に防腐剤を使用しない化粧品で使われます。
BG
湿潤性と静菌性のある低刺激性の成分です。やや粘性のある透明な液体で、製品に配合することでさっぱりとした使用感が保たれます。
EDTA-2Na
品質・性能の劣化や美容成分などの機能低下を引き起こす可能性のあるごく微量の金属イオン(ミネラル)をキャッチして取り除きます。
PEG-40水添ヒマシ油
トウゴマの種子から得られる油を酸化しにくく改良したものを原料としてつくられます。安全性の高い乳化剤として知られています。
ア行
アデニン
アデニンは、核酸を構成する5種類の主な塩基のうちのひとつで、生体内に広く分布する有機化合物です。
アラニン
角質層にある天然保湿成分(NMF)のうちの52%を占めるアミノ酸であり、タンパク質の元になっている成分。分子量が1/3000と小さいので角質内まで浸透するので肌本来の潤いを取り戻してくれます。
アルギニン
角質層にある天然保湿成分(NMF)のうちの約40%を占めるアミノ酸の一種。敏感肌にも安心して使える成分です。
アスパラギン/アスパラギン酸
角質層にある天然保湿成分(NMF)のうちの0.8%を占めるアミノ酸です。
アデノシン
抗シワ原料。こちらの成分は表情筋の伸縮を防ぐことを促進するという特徴があり、筋繊維を収縮させず表情筋の自然な伸長を促します。また、コラーゲンを壊す酵素を阻害しコラーゲンの合成も促進する力があります。コラーゲンを合成することにより肌のハリ感がUPし若々しい見た目年齢に導いてくれる素晴らしい成分です。
アスコルビン酸
ビタミンC誘導体。メラニン色素の合成を阻害したり、コラーゲンの生成を助けてくれます。
アセチルヘキサペプチド-8 ー アルジレリン
ボトックス注射の外用の代用で、表情筋の緊張を緩和または表情ジワを軽減し、俗に「塗るボトックス」と呼ばれます。アルジレリンは、グルタミン酸・メチオニン・グルタミン・アルギニンという植物由来のアミノ酸からできています。もともとアミノ酸は人間の体内に存在しているものですから、危険はありません。
アルブチン
美白有効成分。コケモモなどの植物に含まれる成分でハイドロキノンと似た分子構造を持っています。メラニンの生成を促進するチロシナーゼの活性を阻害することでメラニンができにくくする働きがある美白成分です。
アッケシソウエキス
厚岸草。サンゴ草とも呼ばれる塩分を含んだ干潟などで生育する植物から得たエキスです。90種類以上のミネラルを含み、血行促進、血管強化作用など肌を健康に強くする効果が期待される成分です。
イチジク果実エキス
保湿効果、ヒアルロン酸産生促進作用を付与します。
オウゴン根エキス
シソ科コガネバナの根のエキス。コガネバナの根の皮を向いて乾燥したものが黄(オウゴン)という生薬で、解熱鎮痛・消炎排膿薬・止血薬・高血圧用など様々な漢方に使われています。化粧品では肌荒れ改善効果があります。
イノシトール
健康な皮膚組織の維持に欠かせない生体成分で保湿効果もあるので、肌荒れを防ぐ化粧品に広く配合されています。
イソロイシン
角層水分量増加による保湿作用があり、皮膚刺激はほとんどありません。
エチルヘキシルグリセリン
保湿剤です。
オレイン酸Na
乳化剤です。
カ行
カルボマー
増粘剤です。
キサンタンガム
肌表面で保護膜を作ってくれる成分。保湿性が高いのが特徴です。
カプリロイルグリシン
脂質アミノ酸です。皮膚を保護する作用があります。また、細菌・真菌の増殖を抑制する作用があるために、防腐剤の減量が期待できます。
カプリリルグルコール
吸湿性に優れた保湿成分で、肌刺激が少なく敏感肌や荒れ性などのトラブル肌向けの優しい成分です。
グルコース
空気中の水分を引き寄せたり角質の水分の蒸発を抑え肌の潤いをキープする働きがあります。
グルタミン酸/グルタミン
天然保湿成分(NMF)の中のアミノ酸です。
グルタチオン
抗炎症・美白成分。多くの生物が持っている生理活性成分でメラニン色素の合成を抑制する働きがあります。肌荒れ防止効果としても使われることがあります。
グリシン
天然保湿成分(NMF)の中のアミノ酸です。
グリセリン
吸水性が高いため非常に高い保湿作用を持っており、最もよく使われる保湿剤の一つ。
クエン酸
キレート剤です。
グリチルリチン酸2K
強力な消炎効果があり肌荒れを防いでくれます。健康な肌を維持する目的の化粧品に幅広く使われています。
カミツレ花エキス
カモミール・カモマイルなどと呼ばれるキク科の植物。抗炎症・美白効果があります。
サ行
酢酸トコフェロール
代謝活性効果、消炎効果、抗酸化作用、結構促進などの働きがあります。
システインHCI
酸化防止剤
シスチン
抗酸化作用や皮膚の紫外線防御作用があります。
システイン
皮膚の再生を助け、ふきでものを予防し、爪や皮膚を健康に保つことを目的として配合されていて、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する効果や、肌のターンオーバーを促進して、シミやそばかすを排出する効能があります。
セリン
シルクのプロテインから発見された非必須アミノ酸の一種です。美肌を保つ効果はもちろん、サプリなどでは睡眠を改善する効果もあります。
水添レシチン
乾燥による肌荒れを防ぎ、柔軟な肌に整えてくれます。
水溶性コラーゲン
保湿効果に優れ、肌や毛髪の表面でしなやかな保護膜を作るので保護効果に優れます。
水溶性プロテオグリカン
ヒアルロン酸より30%高い水分保持力があり、角層表面で潤いを保ってくれます。
スクワラン
皮膚に対する浸透性がよく、ベタつきのない特性があります。
セスキオレイン酸ソルビタン
乳化剤。
セラミド3
ヒト型セラミド。細胞間脂質を構成する重要な成分で角質層の水分保持やバリア機能に重要な成分。乾燥や肌荒れ対策効果があります。
タ行
タチアオイハナエキス
抗炎症作用やヒアルロン酸産生促進作用などを付与します。
トレオニン
成長を促進するはたらきや肝臓の脂肪蓄積を抑制するはたらきがあります。また、トレオニンは、体内でつくれないので必須アミノ酸に分類される成分です。
トリプトファン
寝ている間にしわ改善やシミの修復をして、肌をきめ細かく整えてくれます。
ダイズ油
マメ科植物ダイズの種子より得られた油脂。肌への馴染みがよく、柔軟効果にも優れています。
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
ビタミンC誘導体のひとつ。コラーゲン生成の促進効果・コラーゲン分解酵素の抑制効果と、皮脂の酸化抑制効果、メラニン生成抑制効果があります。
トコフェロール
ビタミンE誘導体。抗酸化作用があり、エイジングや炎症の原因であるフリーラジカルを消去したり、過酸化脂質の発生を防ぎます。また皮膚の血液循環をよくする働きもあリます。
トリグリセリル(カプリル酸·カプリン酸)
高級脂肪酸の一種。エモリエント成分です。
トウキンセンカ花エキス
キク科トウキンセンカの花から抽出したエキスで、消炎・鎮静、肌荒れ予防効果があります。
ハ行
ヒスチジン/ヒスチジンHCl
天然保湿成分(NMF)の中のアミノ酸。
ホクベイフウロソウエキス
ホクベイフウロソウ(Geranium maculatum) から抽出されるエキスです。ゲラニウムともいいます。鎮静・抗炎症作用があります。
ヒドロキシプロリン
皮膚のコラーゲン中に見られるアミノ酸で、コラーゲンの構造を安定化させる効果が知られています。
フラーレン
肌表面で発生する活性酸素を除去する働きがあります。取り込んで分解するという2つのメカニズムで作用するため幅広い活性酸素が除去でき、抗酸化効果も持続します。
フィトステロールズ
大豆や菜種から得られた植物性のステロールの混合物です。 肌への浸透性が高く、水分保持作用が期待できます。
パンテノール
皮膚細胞の活性化効果があります。
パルミチン酸レチノール
ビタミンA。レチノール誘導体です。肌荒れ改善・抗シワ・エイジングケア効果があります。